広島・稲荷町のオフィスビルに3月15日、レンタルオフィス「リージャス広島稲荷大橋ビジネスセンター」（広島市中区橋本町）がオープンする。運営は日本リージャス（東京都新宿区）。

　レンタルオフィス事業を手掛けるリージャス・グループは1989年、ベルギー・ブリュッセルで創業。現在は世界100カ国以上で3000拠点を展開する。広島市中心部への出店は「オープンオフィス広島大手町」（中区大手町3）、「ひろしまハイビル21」（中区銀山町）に次いで3拠点目。

　施設は穴吹広島ビル5・6階に入る。総面積は686平方メートル。オフィス部屋数は51室（116席）で会議室1室も用意する。レンタルオフィスは1カ月から利用でき、敷金・礼金は不要。電話対応や宅配物の受け取り代行のみを行うバーチャルオフィス機能も備える。

　広島電鉄の沿線で視認性の高い場所に位置するため、アクセスが良く、周辺には地元銀行や証券会社が集まることから、同社では「首都圏や大阪を本社とする企業の支店や営業所に最適なエリア」と位置付けている。広島駅周辺を中心とした再開発も進んでおり、同社では今後、広島市中心部のさらなる経済発展を見込み、県内外の企業からのオフィスニーズの高まりに期待を寄せる。