広島三越（広島市中区胡町、TEL 082-242-3111）は10月14日、18年ぶりに8階フロアへ直営レストラン「ランドマーク」をオープンした。

　催事会場に隣接する同店のイメージコンセプトは「シンプル＆モダン」。すりガラスを使用した外観や落ち着いた照明はスタイリッシュな印象を与え、店内には花や観葉植物など緑を取り入れる。電車通りに面した席は日の光が入り明るく、通りの風景も楽しめる。

　同店では、和・洋・中華のメニュー約70種類を用意。これまで営業していた7階のレストラン「サロン・ド・セブン」のものから大幅にリニューアルした。専門店が並ぶレストランフロアと異なり、1カ所で3世代の家族に楽しんでもらうことが同店の狙い。店舗面積＝125坪、席数＝126席。

　メニューは、和・洋・中華のメインから自由に3品選べる「プリフィックス膳」（1,890円）や料理20品・デザート8品から選べるブッフェスタイルの「マンデーブッフェ」（1,365円）、そば・天ぷら・すしがセットになった「そば好み」（1,365円）、デパートで子供も楽しめるようにと日本橋の三越が販売を始めた「お子様ランチ」（840円）など。「その日の気分で料理を選べるメニューにお客さまの反応はいい」と広島三越・広報の伊桐志織さん。毎月期間限定で話題のスイーツを提供する「デセールメニュー」（1,260円）などカフェメニューも用意する。

　広島三越では、レストランのリニューアルをきっかけに、イギリスやドイツなど海外の物産展を展開し、他店との差別化を図る。

　営業時間は10時～19時30分。月曜限定のマンデーブッフェは、11時～14時30分。