広島・呉のロングセラー駄菓子「ビッグカツ」を販売する魚介加工品製造販売の「すぐる」（呉市広末広1）が9月1日、発売20周年を迎える「ビッグカツ　ハムカツ風味4枚」のパッケージをリニューアルする。

八丁みそを使い、本場のみそカツ再現を目指したビッグカツ「SDみそカツ」

　ビッグカツは、パン粉のカリッと、やわらかな衣の食感を生かし、ポークのうま味でハムカツを再現した同社の看板商品。仕上げのソースは、同社の職人がずんどう鍋で手作りしている。シリーズ商品として全11種類で展開しており、発売15周年を迎えたビッグカツ「SDみそカツ」のパッケージも同時に刷新する。ビッグカツ「SDみそカツ」は、「カクキュー」の屋号で親しまれる八丁みそを使い、本場のみそカツ再現を目指した商品。ソースはビッグカツ同様に職人が手作りする。

　パッケージ変更は、「ビッグカツ　ハムカツ風味4枚」は10年ぶり、「SDみそカツ」は初めて。同社広報の大塩和孝さんは「（購入客から）ビッグカツは、魚介加工品だとは信じられないといった声が寄せられている一方、シリーズ商品とは知らなかったとの声もあり、『ビッグカツ』シリーズと分かりやすいデザインへのリニューアルを決めた」と話す。リニューアル後のデザインには、ビッグカツのパッケージデザインに起用する「ボックスロゴ」をベースとし、一目で分かりやすい見た目を意識したという。今後は、別のシリーズ商品も周年のタイミングでパッケージを刷新し、デザインの統一化を図る。

　価格は「ビッグカツ　ハムカツ風味4枚」＝130円（4枚入り）、「SDみそカツ」＝32円（1枚）。スーパーやディスカウントストア、駄菓子店で販売する。