リリース発行企業:特定非営利活動法人府中ノアンテナ
広島県・岡山県のものづくり企業48社が工場を開くオープンファクトリーイベント「瀬戸内ファクトリービュー 2026(以下、SFV2026)」で、全48社による、工場見学・ワークショップなど100以上のプログラムが決定しました。会期は2026年11月4日(水)から22日(日)までの19日間。開幕まで1か月を切る今回、各社のプログラムを公開するとともに、新潟・燕三条と富山・高岡でオープンファクトリーを牽引してきた2人を招き、備後・安芸の2会場で同時開催するオープニングトークも決まりました。
昨年は備後・安芸の2エリア28社で延べ約4,600人が来場しました。今年はエリアを2県12市町に広げ、参加企業は48社に。週末だけのイベントではなく、19日間の会期を通して、木工・金属・繊維・醸造・筆・仏壇・靴・看板など多彩な製造現場が扉を開きます。

全48社の企画100以上:見る・つくる・味わう、19日間のプログラム
各社が自社の強みを生かした企画が出そろいました。工場見学46、ものづくり体験ワークショップ29など、全100以上のプログラムを実施します。全プログラムは公式サイト(https://factory-view.jp)で公開中です。
※プログラムは各社の都合により変更になる可能性があります。

プログラムの例(一部)
- 文宏堂(広島県熊野町):職人と仕上げる熊野筆づくり/11月10日ほか
- 福山鋳造(岡山県笠岡市):キーホルダー・木の玩具制作、砂遊び/11月20・21日
- 日本デリバリーサービス(広島県福山市):デニム縫製現場の見学とバッグづくり/11月13・14日
- 若葉家具(広島県府中市):デザイナー小泉誠氏のトークと古道具ワークショップ/11月21日
- 美術表装 鬼笙堂(広島市安芸区):掛軸の表装に触れる体験/11月5日〜22日のうち11日間
- 石田製帽(岡山県笠岡市):麦わら帽子づくり体験/11月21日

木工ワークショップで、自分でつくったスツールを手にする大学生(府中家具会社・2025年)

多くの人でにぎわう工場施設内で開催するマルシェ(グラスビーズ会社・2025年)

職人と工作機械の金属部品「チャック」を組み立てる子どもたち(金属製品会社・2025年)

桐箱の工場を見学する海外からの来場者(桐箱会社・2025年)

ドレッシングを作るお酢メーカーの本格的レシピでドレッシング作りを学ぶ(お酢会社・2025年)

すべて手作業の書道筆づくり(熊野筆会社)
オープニングイベント:全国のオープンファクトリーの実践者が登壇
開幕日の11月4日(水)18時から、備後・安芸の2会場で、全国のオープンファクトリーを先導してきた実践者を迎えたトークイベントを同時開催します。
【備後会場】オープンファクトリーの次の一歩--工場をつなぎ、世界に届ける365日
ゲスト:齋藤和也氏(株式会社ドッツアンドラインズ 代表/燕三条こうばの窓口)。燕三条で町工場をつなぎ、産地まるごと海外へ届ける実践から、365日稼ぎ続けるための次の一手を考えます。会場:iti SETOUCHI tovio(広島県福山市西町1-1-1)
【安芸会場】職人をスターに--街ごとひらく産地「市場街」の15年
ゲスト:國本耕太郎氏(高岡「市場街」実行委員長/漆器くにもと 代表)。職人Barなど100を超える企画で街ごと産地をひらいてきた15年の実践を聞きます。会場:叡啓大学 15階 Eikei Top(広島市中区幟町1-5)
※参加費・定員・申込方法:Webサイトを確認
最終日の11月22日(日)には、京都橘大学 客員研究員の津田哲史氏・香川県のオープンファクトリー CRASSO 田中英城氏らを迎えたクロージングトークも予定しています(詳細は後日発表)。

昨年のトークイベントの様子(2025年・備後エリア)
SFV2026の取り組み:ものづくりを、イベントから日常へ
参加企業の約2割(48社中10社)は創業100年を超える老舗で、日本全体の平均(1.2%、東京商工リサーチ「2023年 全国『老舗企業』調査」)を大きく上回ります。今年のテーマは「Every」。会期中の工場公開に加え、学びの場「Factory Talk」、インターンシップ「Factory Connect」、通年型の産業観光「備後クラフトツーリズム」を通じて、人が来て、つながり、関わる産地を365日つくることを目指します。
瀬戸内ファクトリービュー(SFV)とは
「工場を海や山と同じように、この地の誰もが憧れる景色にする」という理念のもと、ものづくり企業が製造現場を期間限定で公開するオープンファクトリーイベントです。2019年に始まり、2025年は備後・安芸の2エリアで約4,600人が来場。縫製の仕事に興味があった地元の高校生が、見学で仕事内容や職場の雰囲気に触れたことをきっかけにアパレル製造の会社へ入社するなど、地域のものづくりの担い手づくりにも寄与しています。参加企業からは「自社の当たり前が、来場者には感動になると気づいた」との声も寄せられています。経済産業省「OPEN FACTORY REPORT 2.0(令和5年度)全国版」に掲載され、内閣官房「地方創生対話フォーラム」でも好事例として紹介されました。2025年9月には、経済産業省 近畿経済産業局が主催する「Local X STAGE 2025」に登壇し、企業賞を受賞しました。

木を削る職人の手元(家具会社・2025年)

炉から取り出したばかりのガラス(グラスビーズ会社・2025年)

社員が案内役となって工場内を巡る見学ツアー(看板会社・2025年)
開催概要

※本プレスリリースの内容は、2026年10月6日時点の情報です。開催内容・参加企業は変更になる場合があります。