建築公開イベント「ひろしまたてものがたりフェスタ2026」が11月6日、始まる。
広島市内と呉市内の建物を特別公開する同イベントは今年で12回目。2015(平成27)年に広島県の事業として始まり、2018(平成30)年からは、ひろしまたてものがたりフェスタ実行委員会(事務局=広島県営繕課)が主催している。開催期間は、広島市内=11月6日~8日、呉市内=14日・15日。建築公開やガイドツアー、ワークショップなど46のプログラムを用意する。昨年は、通常公開の施設を含めて約1万5800人が参加した。
公開する建物は、広島平和記念資料館(丹下健三設計、1955年)や広島市現代美術館(黒川紀章設計、1988年)、市営基町高層アパートなど。旧広島陸軍被服支廠(ひふくししょう)倉庫や旧広島逓信病院外来棟平和資料館も公開する。呉市内では、旧澤原家住宅や旧呉海軍工廠のれんが倉庫群などを巡る。
広島市中心部の設計事務所6カ所を公開する「オープンアトリエ」や、広島商工会議所ビルのワークスペース「port.cloud(ポートクラウド)」から平和記念公園一帯を眺められる企画もある。建築・土木を学ぶ学生が主体となって設計・施工・運営するコミュニティ&カフェスペース「広島TONKAN」と連携し、建築学生が「建築ナビゲーター」として平和記念資料館など6カ所に滞在し、来場者を案内する。公開建物のうち8カ所を巡るスタンプラリーも行う。
子ども向けには、折り紙建築や塗り絵のワークショップ、市中心部の建物を巡るキッズツアーを用意する。8日18時からは、紙屋町シャレオの広島都心会議SHOWROOMで、建築家の小松隼人さん、岩竹俊範さん、広島工業大学教授の杉田宗さんが広島と建築について語る事前予約制のトークイベントを開く。
参加無料(一部の施設は入館料が必要)。一部のガイドツアーなどは公式サイトで先着順の事前申し込みが必要だが、予約なしで見学できる建物も多い。11月15日まで。