広島の大崎上島で6月4日、瀬戸内海国立公園に指定されている神峰山（かんのみねやま）頂上を目指すウオーキングイベント「神峰ウォーク」が開催される。

　神峰山は標高452.6メートルで山頂からは瀬戸内海の大小115の島々を見渡せる。瀬戸内でも有数の風光明媚（めいび）な景勝地として知られている。同イベントは例年5月に開くが、今年は広島県が6月第1日曜に定める「ひろしま『山の日』県民の集い」に合わせた。同日は近くの里山へ足を延ばしてもらおうと大崎上島町をメイン会場に県内13市町14会場でイベントを行う。

　これまでガイドを付け、参加者全員で山頂を目指したが、今回は大崎上島文化センター（豊田郡大崎上島町）で受付を済ませ、神峰山までのルートを示したマップを参考に参加者はそれぞれ周辺散策を楽しみながら山頂を目指す。マップにはスタンプラリーの台紙も付け、スタート地点から山頂の展望台まで10カ所にスタンプ台を用意する。集めたスタンプの数に応じて景品を進呈するという。

　このほか、頂上にはマルシェ形式で簡易ブースを出店。キューバ音楽のライブ演奏やレモンスカッシュ、スイーツの販売を予定する。演奏時間は11時～13時を予定、ドリンクは10時過ぎから販売する。同観光協会では気候や天候に合わせた動きやすい服装での参加を呼び掛ける。

　スタート受付時間＝9時～10時、ゴール受付時間＝14時～16時。定員は100人。定員に達していない場合は当日参加も可能。参加費用は500円（清風館の入浴券付きは1,000円）。問い合わせは大崎上島町観光協会（TEL 0846-65-3455、土曜・日曜を含む9時～18時）。