低価格でファッション性を意識したラインアップが特徴的なカジュアル衣料品ブランド「g.u.（ジーユー）」が4月18日、広島県内の3カ所に同時オープンした。

店内の様子

　ジーユーは、ユニクロを展開するファーストリテイリング傘下のGOVリテイリング（東京都千代田区）が手がけるブランドで、広島への出店は今回が初。中国地方では、岡山に1店舗を出店していたが、「政令指定都市で人口も多く集客が見込める」（同社広報担当者）ことから広島への出店を決めた。

　店舗は、イオンモール広島祇園（広島市安佐南区祇園3）、アルパーク広島店（西区草津新町2）、フジグラン神辺（福山市神辺町）。集客力のあるSCに3店舗同時オープンさせることで、広島での認知を早期に獲得していく狙い。

　店舗面積は、アルパーク広島店＝約630坪、イオンモール広島祇園店＝約710坪、フジグラン神辺店＝約910坪。各店舗とも女性、男性、子ども用の衣類をラインアップする。商品数は半期で約500点～600点ほど。商品の大半は、ハンガーに掛けてディスプレーしており、手に取りやすさを意識した。

　ターゲットは20～30代が中心。「多くの商品が2,000円以下」とアルパーク広島店店長の河本忠久さん。ユニクロの半額以下の商品が目立つ。

　オープン日には多くの客が訪れた同店。「広島初出店なので、ブランドの浸透を目指したい」と河本さん。「広島や中国地方での認知を獲得していき、今後も出店加速していきたい」と同社。