「空の御朱印」として国内の空港で販売する「御翔印（ごしょういん）」の取り扱いが3月18日、広島空港（三原市）で始まった。

　日本航空（東京都品川区、以下JAL）が地域活性化活動などを推進する「JALふるさとプロジェクト」の一環。御朱印文化を空でも展開したいと制作し、JALが就航する空港で販売する。

　第1弾は2022年9月23日に11空港でリリースした。当初4000枚を用意したが、空港によっては1週間以内に完売し、増版後も好評という。第2弾として広島空港など27空港で販売し、中国地方では、岡山、出雲、山口宇部空港も含まれる。

　はがきサイズで、中央にある空港名は各県にゆかりのある客室乗務員、整備士、地上職員などJALグループ社員が筆書きをした。筆文字、朱印のデザイン、滑走路、飛行機の機影など各空港でそれぞれ違った味わいがあるという。

　価格は1枚350円。空港内の土産店「BLUE SKY」、売店で販売する。機内のデザインをイメージした専用台紙「御翔印帳」（1冊2,000円）は、オンラインサイト「JAL ショッピング」、有楽町JALプラザで取り扱う。