立ち飲み形式のビールイベント「アサヒ生ビール マルエフ横丁 in 広島」が2月22日、紙屋町シャレオ中央広場（広島市中区基町）に期間限定でオープンした。

　アサヒビールが、マルエフの愛称で親しまれる「アサヒ生ビール」ブランドの認知拡大を目的に企画。昨年7月に東京で初開催し、11月に大阪、今年2月に福岡でも実施している。広島は全国4会場目。

　店は木目を基調にしたデザインで、ちょうちんや大きなしゃもじで飾り付ける。壁にはドリンクメニューやビールのポスターを貼り出し、アサヒビールのブランドロゴが入ったのれんを掛ける。周辺にはテーブルを置き、立ち飲み形式でビールを楽しんでもらう。利用可能人数は72人。

　メニューは、アサヒ生ビール「マルエフ」「黒生」、マルエフと黒生を1対1でブレンドした「ハーフ＆ハーフ」、マルエフ2対黒生1を注いだ「ワンサード」（以上、1杯500円）。1杯目には、枝豆、鶏の炭火焼き、地域限定のメニューの「がんす」の3品から1種類をお通しとして無料で選べる。

　初日には、広島に縁のあるゲストが登場した。広島県出身のお笑い芸人アンガールズさん、カープ堂林翔太内野手の妻で広島在住歴9年目というフリーアナウンサーの枡田絵理奈さんの2組。ビール好きのアンガールズ田中卓志さんは、「大好きなビールイベントに出られてうれしい」とあいさつ。相方の山根良顕さんも「人と顔を合わせて飲むのはいいなと改めて確認した」と話した。

　今月23日・26日には、ビールの注ぎ方を変えることで、異なる味わいを楽しめる立ち飲み店「ビールスタンド重富」（銀山町）店主の重富寛さんも参加し、イベントを盛り上げる。提供するメニューは、「1度注ぎ」「2度注ぎ」「3度注ぎ」（以上、1杯500円）と泡を味わうビール「ミルコ」（300円）の4種類。1杯目の注文はアサヒ生ビールと同じく、お通しが無料で付く。

　営業時間は11時～21時。今月26日まで。「ビールスタンド重富」の営業時間は23日＝14時～18時、26日＝12時～17時。