群馬県水上の温泉街で1940（昭和15）年に創業した中華食堂「雪松」のレシピを継承したギョーザ専門店「餃子（ギョーザ）の雪松」（TEL 050-5490-9116）の無人直売所が1月末から2月初旬にかけて、広島県内に8店オープンしている。

　「餃子の雪松」は、2018（平成30）年9月に埼玉県入間市に1号店を開業。自社工場で生産した持ち帰り用の冷凍ギョーザが好評で、オープン時から行列が絶えなかったという。反響を受けて、運営する飲食・宿泊業のYES（東京都国分寺市）では、80年以上継承されてきたギョーザを、より多くの人により手軽に届けたいと全国展開に着手した。2021年には3度目の工場移転を行い、生産体制を強化し、出店ペースを加速している。店舗は全て直営店で、2月8日現在、全国に344店を出店する。

　広島県内には10日間で8店を出店した。オープン日は、1月27日＝「広島観音新町店」（広島市西区観音新町1）、「広島口田店」（安佐北区口田3）、「広島府中店」（府中市府川町）、1月29日＝「広島佐伯店」（佐伯区五月が丘2）、「尾道店」（尾道市栗原町）、「福山駅家店」（福山市駅家町）、「広島相田店」（安佐南区相田1）、2月5日＝「呉店」（呉市阿賀北7）。店舗の広さは出店場所によって異なるが、呉店（約23平方メートル）は平均的な大きさという。

　販売するのは、冷凍ギョーザ（36個入り1,000円）、特製のたれ（1個200円）の2種類。

　24時間営業。