広島の植物店「叢」が移転-コラボ展示で植物の魅力を発信

出入り口のある通り側の壁一面をガラスにした開放感ある店内

出入り口のある通り側の壁一面をガラスにした開放感ある店内

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 広島市西区に3月1日、植物店「叢 cube hirosima(くさむら きゅーぶ ひろしま)」(広島市西区三篠北町1、TEL 082-836-7107)が移転オープンした。

一つ一つの植物の見せ方にこだわる

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 植物の持つ美しさを提案しようとサボテンなどの多肉植物や観葉植物を販売する同店は叢(同)が運営。自然の力強さが感じられる植物の魅力に引かれた広島出身の小田康平さんが広島市内で生花店を経営した後、郊外の安佐南区へ出店したが、一般客に植物を見てもらおうと同所へ移転した。

 店舗面積は約30坪。店内奥には同等の広さを持つ裏庭も備える。「いい顔している植物」は、小田さんが関東や関西など、全国へ足を運んで仕入れている。採光なのど条件を整えた店内には、大量生産していない「オンリーワンの植物」を中心に常時700~800点をそろえる。価格帯は4,000円~5,000円が中心。

 「本当の植物を見ていただきたい」と配置や空間デザインは一点一点と向き合えるよう考えた。併せて、植物に対する意識を上げようと積極的に東京や広島など各地で展示会も開く。アートなどさまざまなジャンルや場所とコラボしながら、野生の風合いを持つ、植物のストーリーや奥行きを表現する。

 「植物に対する多角的な見方をシンプルに表現したい」と小田さん。今後も展示会やコラボに積極的に取り組み、植物に触れる機会を作っていく。広島では4月5日から「ビームス広島店」(中区本通)で陶芸家とコラボした展示即売会を開く。

 営業時間は11時~19時。展示即売会は今月14日まで。

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