デザイナー本多貴政さんの展覧会「BANANA 本多貴政 2nd EXHIBITION」が6月15日より、並木通りJビル（広島市中区新天地）4階で始まる。

　本多さんは、2001年から個人でオーダー服の製作をスタートし、2004年にオリジナルブランド「BANANA」を立ち上げた。ネットで販売をするかたわら、広島の映画やテレビCMの衣装も手がけてきた。「シルクの特性がダイレクトに伝わる服作りを心がけている」と本多さん。ジーンズとシルクジャケットの組み合わせなど「日常としてのシルク」を提案する。

　同展では、「BANANA」の服メーンに、服・小物＝約30点、写真＝5点を展示・販売。シルクジャケット（31,500円）、デニムパンツ（19,950円）、コットンイージースカート（13,440円）ほか、漆を使った同ブランドのオリジナルアクセサリーも初公開するという。当日、会場では、本多さんが服作りの思いを綴ったブログ「blog BANANA」の映像版も流す。

　同展について本多さんは「服に興味がない人でも楽しんでもらえる空間になれば」とした上で、「今後も真面目に服を作り続けたい」と話している。

　開催時間は11時～21時。同17日まで。最終日は19時よりアコースティックライブも。

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