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アーバンスポーツの国際大会「FISE広島」が中止 新型コロナの影響で

会場の旧広島市民球場跡地。2022年4月から2023年3月末まで改修工事のため使用できない

会場の旧広島市民球場跡地。2022年4月から2023年3月末まで改修工事のため使用できない

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 旧広島市民球場跡地(広島市中区基町)で2022年3月に開催予定だったアーバンスポーツの国際大会「FISE HIROSHIMA2022(フィセ広島)」の中止が決まった。一般社団法人アーバンスポーツ大会組織委員会が1月20日に発表した。

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 新型コロナウイルスの影響で、2年間延期してきた同大会。日本では2018年に旧広島市民球場跡地で初開催し、翌年の2019年にも同会場で大会を開いた。同大会組織委員会は昨年7月、アーバンスポーツのレガシーとして、新型コロナウイルス感染の収束見通しが立つことを前提に開催すると発表したが、開催可否については感染状況を考慮した上で、昨年12月末に判断するとしていた。

 中止の決定は、政府が新型コロナウイルス感染症の水際対策強化として、昨年11月から実施する外国人の新規入国停止に伴い、海外からの選手や関係者の入国に関して今後の見通しが立たないことや、現在の国内の感染状況および2022年4月以降は会場である旧広島市民球場跡地が改修工事により2023年3月末まで使用ができないことから、現状では開催が困難との最終的な判断を下した。

 同大会組織委員会の渡辺守成会長は「今回の中止決定は大変残念。『FISE HIROSHIMA』でともされたアーバンスポーツの輝きを今後はさらに発展させ、世界のアーバンスポーツの発展に貢献したい」とコメントしている。

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