広島に紅茶専門店-紅茶好きの男性が開業、バレンタイン向けのお茶も

紅茶専門店「リンデン」では一回り大きなテーブルを用意

紅茶専門店「リンデン」では一回り大きなテーブルを用意

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 広島・袋町小学校近くに1月28日、紅茶専門店「linden(リンデン)」(広島市中区中町、TEL 082-247-7323)がオープンした。

パッケージが異なるテークアウト用の紅茶

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 同店は、飲食業に携わり、「紅茶が好きでたまらなかった」沖野隆さんが「紅茶の文化を根付かせたい」と開業した。店舗面積は約19坪で、オフホワイトと木目調の店内は広い窓がアクセントになっている。席数はテーブル24席。

 提供するのは、沖野さんが「人生を懸けるお茶」と表現する「ムレスナティー」。300~400種類ある中から定番や新作を織り交ぜた40種類ほどのフレーバーティーとブラックティーを扱う。フレーバーティーは「バレンタインにもおすすめ」というチョコレートやキャラメルの「ビターショコラ」やマロン、キャラメル、メープルの「マロンパリ」、「京都四条の香り」「エデンの果実」「はちみつリンゴ」「白桃レモン」「花の首飾り」など。価格はアイスティー=735円、ポットで提供するホット=630円、ミルクティー=840円。ブラックティーは、ダージリンやキーマン(以上1,050円)、ウバ(735円)などの「定番」を多くそろえる。ムレスナティーの香りは人工的に付けるのではなく、天然の果汁から絞ったエキスを使用するという。

 このほか、キッシュやサンドイッチなど「紅茶に合う食事」とサラダ、ホットティーがセットになったランチ(945円)やスコーンやタルトなどのスイーツとお茶の「デザート&ティーセット」(1,050円)も用意する。

 現在は「口コミでの来店が多い」と沖野さん。40代からの女性が多く、中には県外から足を運ぶ人も。茶葉ではいれ方が難しいと、「おたんじょう日の紅茶」などのテークアウト用にティーバックで紅茶を販売(680円)。テイスティング用に16種類のティーバックを詰め合わせた「インディヴィ」(1,960円)も用意する。メニューに紅茶の効果を記し、水の代わりに「水出し紅茶」を出すなど積極的に紅茶に触れる機会を増やす同店。「お茶の話をするのが大好き」という沖野さんは今後、紅茶教室の開催も検討しているという。

 営業時間は11時~21時(ランチタイム=11時~15時)。

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