広島に町家風カフェ「太郎喫茶鎌倉」-手作りわらびもちなど甘味中心に

写真=名物のわらびもちやアイスクリーム3種などがセットになった「鎌倉贅沢パフェ」

写真=名物のわらびもちやアイスクリーム3種などがセットになった「鎌倉贅沢パフェ」

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 八丁堀・女学院そばにわらびもちなど甘味がメーンの町家風カフェ「太郎茶屋鎌倉」(広島市中区鉄砲町1、TEL 082-224-3225)が9月17日、オープンした。同店は太郎屋本舗(兵庫県姫路市)が関西を中心に全国でFC展開しているカフェ。中国地方では初出店となる。

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 店舗面積は約26坪、席数は34席。京都の町家をイメージした店内は、木造のいすやテーブルが並ぶ。オープン前は4人がけのテーブル席が多い設計だったが、一人でも利用しやすいように2人がけのテーブル席を設けた。

 町家の空間を演出する同店のメニューは甘味が中心。加熱しながら練り上げる名物の「わらびもち」(400円)、ワンプレートに、バニラ・黒ゴマ・抹茶のアイスクリームと抹茶ケーキ、わらびもち、麩まんじゅう、白玉、ドラ焼きが乗った「鎌倉贅沢パフェ」(880円)、わらびもちや団子、抹茶ケーキ、アイスにドリンクがセットになった「町屋三昧」(880円)、白玉ともちが入った「鎌倉ぜんざい」(580円)ほか。

 甘味処のイメージが強いが、サラダと汁物がセットになった「鶏の竜田揚げ定食」(680円)などの定食を目的に店を訪れるビジネスマンもいるという。ドリンクもオリジナル陶器で客自身がドリップする「ブレンド珈琲」(380円)や茶せんを使い、自らがお茶を点てる「お茶屋のお抹茶」(450円)などのユニークなメニューも用意する。

 オープン当初は、30代以上の女性をメーンターゲットに据えていたが、「男性の利用も多い」と意外な表情を浮かべるのは乙田こづえ店長。男性客からの注文は、わらびもちとドリンクのセット(600円)が多いという。客単価は800円。

 営業時間は10時~19時。日曜定休。

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