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イズミの新業態店「ゆめテラス祇園」 食品フロアが先行オープン

先行オープンしたイズミの新業態店「ゆめテラス祇園」食品フロア

先行オープンしたイズミの新業態店「ゆめテラス祇園」食品フロア

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 今年秋にグランドオープンするイズミの新業態店「ゆめテラス祇園」(広島市安佐南区西原5)の食品フロアが6月1日、先行オープンした。

工事が進む「ゆめテラス祇園」外観

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 イズミ(東区二葉の里3)が1973(昭和48)年3月に中国地方初の郊外型大規模店「いづみ祇園ショッピングセンター」としてオープンして以降、「ゆめタウン祇園」「イズミ祇園店」など、名称を変えながら営業している同店。前身となる「ゆめタウン祇園」は2020年11月に、店舗の老朽化により建て替えが決まった。2021年12月からは敷地内で食料品や日用品を扱う仮設店を開いたが、今年5月21日に営業を終えている。

 建物は鉄骨造の地上3階建てで、店舗面積は約8100平方メートル。核テナントは「無印良品」で、美容院やハンバーガー店など計7店が入る。フロア構成は2階=食料品、3階=無印良品、フードコートなどの専門店。

 食品フロアは施設2階に設ける。生鮮食品や自社ブランドをはじめとする総菜、手軽に利用できる簡便商品を充実させる。冷凍食品コーナーでは、イズミ初となる伊勢丹の冷凍スープを導入するほか、成城石井やデザート類、海外でのトレンドの味もそろえる。

 食品フロアのみのオープンだが初日には、開店から50分ほど行列が途絶えず、約3000人が来店した。広報の飛子晴美さんは「グランドオープンへの期待を感じる」と話す。

 開業当初から地域と連携して続けてきた盆踊りも来年以降に再開する。山西泰明社長は「地域とのつながりを深め、周辺の店舗と一緒に日常的に集まれる場所を作りたい」と意欲を見せる。グランドオープン後は無印良品と連携し、マルシェ、ワークショップ、食育などの企画や地域イベントなどにも取り組む。

 営業時間は9時~22時(6月2日は11時から)3階フロアは今秋オープン予定。

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