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広島のギャラリーに「白い茶室」 厳島神社の世界遺産登録20周年で

茶室のイメージ図。茶室はひな壇上に畳を敷いて設け、専用の天井を作る。

茶室のイメージ図。茶室はひな壇上に畳を敷いて設け、専用の天井を作る。

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 アートギャラリーみやうち(廿日市市宮内)で展示室を使った茶会イベント「Whitescape(ホワイトスケープ)」が2月11日から始まる。

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 昨年12月、厳島神社(廿日市市宮島町)が世界遺産登録20周年を迎えたことを記念して企画。2015年に広島平和記念公園内で茶会を開催した実績を持つ長野佳嗣さんをディレクターに迎えて開く。

 茶室はギャラリーの一室を使って設ける。室内は白を基調とした空間に仕上げ、茶室や道具類も白をベースに統一する。腰掛け待合、中門、つくばいも仮設し、床には3トン分の白い石を敷き詰め、花いけは季節の山野草を使った展示を行う平本拓也さんが手掛ける。

 茶会では長野さんが「亭主」となり、お茶と菓子を振る舞う。定員は1回5~10人で、事前に予約が必要。初心者も参加可能で、服装は白を取り入れたコーディネートが歓迎という。茶室などを長野さんがツアー形式で案内する鑑賞会も開き、申し込み不要で参加できる。

 開催日は2月11日・12日・15日・18日・19日。開催時間および定員は曜日により異なる。参加費は1人1,000円。鑑賞会は同13日・16日・17日の各日4回開き、参加費は1人200円。

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