「呉市海事歴史科学館『大和ミュージアム』」(呉市宝町、TEL 0823-25-3017)が4月23日、リニューアルオープンした。
「海事・歴史・科学技術」をテーマに、旧日本海軍や造船技術の歴史などを紹介する同施設。今回、2005(平成17)年4月のオープン以来初となる本格改修を行った。施設は2025年2月から約1年2カ月間休館し、空調設備の更新や展示の充実を図った。展示品は約300点増の約2100点となった。
オープン当初から展示している全長約26.3メートルの戦艦「大和」1/10スケール模型も整備・リニューアルした。20年間の劣化補修に加え、海底調査結果を反映して艦首の菊紋章を15センチから10センチに変更するなど細部を更新したほか、大和や零戦の金属製レプリカや海底から引き揚げられた実物資料、図面などのデジタル資料を追加。1階の「呉の歴史展示室」では、寄贈資料の展示や触れる展示を追加した。施設面では、ミュージアムショップを本館ロビーから別棟へ移設。売り場面積を拡大したほか、施設内の空調やエレベーターなどの環境整備を行った。
初日は、雨が断続的に降る中、9時の開館に合わせて約700人が列を作つくった。修学旅行生など、団体客の姿も見られ、最終入館者数は約3700人となった。
開館時間は、展示室=9時~18時(入館は17時30分まで)、ミュージアムショップ=9時~18時、ライブラリー=9時~17時。入館料は、一般=500円、高校生=300円、小・中学生=200円。火曜休館(祝日の場合翌日休館)。
大和ミュージアムのリニューアル工事に伴う代替施設「大和ミュージアムサテライト」(ビューポートくれ内、呉市中通1)は2027年3月31日まで営業を継続する。2階情報コーナーは3月30日で終了した。