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広島に対面販売のパン店-16年間パン店を渡り歩いた職人が独立

対面販売を行うブランジェリーヒロ店内は、フランスのパン店をイメージ。

対面販売を行うブランジェリーヒロ店内は、フランスのパン店をイメージ。

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 広島・白島のJR西日本白島社宅跡地に今春オープンしたスーパー「ヴェスタ白島店」近くに10月28日、パン店「BOULANGERIE HIRO(ブランジェリーヒロ)」(広島市中区白島中町、TEL 082-962-5130)がオープンした。

同店で販売するパン

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 洋菓子店やレストランを思わせるオレンジ色の外観が特徴の同店は、広島で16年間パンや洋菓子店を渡り歩き、技術を学んだ小笠原勝浩さんが開いたパン店。店舗面積は約30坪。フランスのパン店をイメージした店内では、今後イートインの導入も視野に入れることから、4人掛けのテーブル3卓、計12席を設ける。

 パンは、接客時に来店客と「コミュニケーションが取れたら」とショーケースに並べ対面式で販売。バケット(300円)、クロワッサン(180円)、キッシュ(380円)、歯応えのあるハードパンを使ったサンドイッチ「フォンデュサンド」(380円)、デニッシュ系のパン(230円~)など20~30種類を用意する。

 既製品のパンを一時期食べられなくなったことがあるという小笠原さん。「パンを食べ過ぎたこともあるが、そのころから添加物をなるべく使わないように意識し始めた」と振り返る。調理パンの具材は手作りするなど、無添加でも「幅広い客層に食べてもらえるよう」価格面にも考慮する。客単価は約700円。

 「コストや手間は掛かるが、将来的には野菜や小麦も自家栽培したい」と小笠原さん。「夢はいろいろとあるが、まずは店の継続が最大の目標」と表情を引き締める。

 営業時間は9時~19時。

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