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広島・堀川に居酒屋新店-「飲み歩き」趣味の着物ブロガー夫婦が開業

地酒と自家栽培野菜を使った居酒屋「自彩菜酒処 渓」を運営する加島さん夫妻

地酒と自家栽培野菜を使った居酒屋「自彩菜酒処 渓」を運営する加島さん夫妻

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 共通の趣味を持つ夫婦が経営する地酒と自家栽培野菜を使った居酒屋「自彩菜酒処 渓(けい)」(広島市中区堀川町4、TEL 082-249-0285)が9月9日、広島市内中心部にオープンした。

手作りの備前焼きおちょこ

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 大竹市の菜園で作った野菜と広島の地酒を提供する同店は、カーディーラーとして働いていた加島和宜さんが脱サラして、妻の京子さんと開いた居酒屋。店内は、夫婦で共通の趣味という「渓流釣り」にちなんで、自然をイメージさせる木目調で統一。店舗面積は約12坪で、席数はカウンター6席、テーブル12席を設ける。

 メニューは、ハマチの刺身(750円)やイチジクの揚げ出し(650円)、「鶏唐おろしポン酢」(750円)、カツオの酒盗(350円)、広島ジャコ菜飯、泡オクラとろろご飯(以上500円)など。料理は、飲食店で約10年間働いていた京子さんが考案。自家栽培の野菜には、「着物ブロガー」として親しまれる加島さんのニックネーム「ごんべ」を使い、「ごんべ畑」の文字を加える。

 アルコールは、生ビール(550円)、角ハイボール(390円)、蓬莱鶴(広島市)、亀齢(東広島市)、竹鶴(竹原市)、金泉(呉市)などの地酒(グラス400円~)と泡盛(500円)、梅酒(450円)など。日本酒は、「食べ物と合わせやすい」と加島さん。県内を中心とした日本酒の提供に力を入れる。

 料理を盛り付ける皿や日本酒のおちょこなどは加島さん夫妻が作った備前焼きを使う。5年前から考えていた飲食店の開業を果たし、「夢の一歩」を踏み出した加島さん。「やりたいことはたくさんある」と、今後は定休日を使って着物イベントなども開いていくという。ターゲットは20代後半~30代。客単価は3,500円を見込む。

 営業時間は17時~24時。日曜定休。

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