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広島のアートスペースでオンラインイベント Zoom使い、カルチャー発信

茶の湯をもっと身近に親しんでもらおうとZoomを使ってオンライン配信するイベントイメージ

茶の湯をもっと身近に親しんでもらおうとZoomを使ってオンライン配信するイベントイメージ

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 広島・廿日市の私設ギャラリー「アートギャラリーミヤウチ」(廿日市市宮内)が11月14日から3回にわたって、Zoomを使ったオンラインレクチャー「茶の湯Life」を開催する。

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 茶の湯をもっと身近に親しんでもらおうと、異なる視点から茶の湯の魅力を紹介する。知識ゼロでも楽しめる内容。当日参加できない人は後日、ユーチューブで当日の模様を限定公開する。

 第1回は「茶の湯の歴史編」。800年前に宋(そう)から日本に伝来した抹茶が、飲み物から文化、そして芸術にまでなる過程を上田宗箇流の家元付正教授の長野佳嗣さんが、スライドを交えながら説明する。今後は、第2回「茶の湯と建築編」(12月12日)、第3回「茶の湯と現代アート編」(2021年1月9日)を予定する。

 開催時間は19時~20時30分。参加費は1回線1,500円。要事前申し込み。

 今月21日には、記憶や歴史をテーマに写真作品を制作する写真家の坂本淳さんと、考古学博士の坂本崇さんによるオンライントークイベントも開く。人類最古の絵画とされる洞窟壁画を描いた人たちが生きた過酷な氷河期、その時代を生き抜いた人たちはどのような世界を見ていたのか、コロナ禍で先が見えない状況の中、過去を振り返ろうと提案する。

 開催時間は19時~21時30分(休憩あり、途中入退場可)。参加費は1回線1,000円。要事前申し込み。

 同ギャラリーでは、新型コロナウイルスの影響により、2020年度は作家の来広や滞在制作する展覧会、混雑が予想される体験展示の延期および会期未定としている。新たな広島市の文化芸術振興臨時支援事業「文化芸術の灯を消さないプロジェクト」で、広島市を拠点とする作家と共に展示やイベントを開催していく。

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