広島・天満屋緑井店に「日本茶カフェ」-地元の日本茶販売店が出店

「日本茶カフェ」で提供するわらびもち、ほうじ茶アイス、抹茶パフェ(写真左から)

「日本茶カフェ」で提供するわらびもち、ほうじ茶アイス、抹茶パフェ(写真左から)

  • 0

  •  

 天満屋緑井店(広島市安佐南区緑井5)に6月28日、日本茶の販売と和テイストのカフェ「MARUTAKADO」(TEL 082-876-5167)がオープンした。経営は業務用の卸を中心に日本茶を販売していた「丸貴堂」(大町西1)で、同店は新業態となる。

女性客を意識した明るい店内

[広告]

 玉露や煎茶などの販売と「和」の空間を意識したカフェを併設した同店。「日本茶の魅力を改めて感じてほしい」とこれまで催事で出店したことのある天満屋緑井店内に店を構えた。

 店舗面積は約36坪で、席数は38席。店内は茶系や木目で統一。壁面の一部はガラスを用いて明るい店内とし、「女性が入りやすいよう意識した」(同社の野村貴志社長)。店内には地元作家の作品を展示するスペースも用意。現在は山田山陶芸倶楽部の作品を展示するほか、壁面には書家ヤマモトテルミさんの書を展示して「空間全体を引き締める」。

 カフェメニューは、玉露(800円)、京ほうじ茶、静岡煎茶(以上400円)、ほうじ茶オレ、抹茶オレ(以上500円)などのドリンクと、抹茶パフェ、ほうじ茶パフェ(以上530円~)、ほうじ茶アイス(580円)、よもぎと白玉だんごの2色団子セット(480円)など「お茶に合う」スイーツを用意する。

 日本茶は対面式で販売。常時30~40種類を扱い、「知覧煎茶」「京ほうじ茶」(以上100グラム500円)、オリジナルブレンドの「特上白折れ」(100グラム700円)など11種類をショーケースにディスプレーする。このほか、鉄急須(4,200円)やそばちょこ(1,155円)など「和」をテーマにした雑貨やあられ(210円)、せんべい(450円)、ようかん(315円)などの菓子も販売する。

 ターゲットは、百貨店利用が高い30代後半~40代を想定。客単価は、カフェ=500円、販売=700円を見込む。

 営業時間は10時~20時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース