「宮島」をテーマにしたライトノベルコンテスト-広島の市民団体が募集

ライトノベルコンテストの舞台となる宮島の島内

ライトノベルコンテストの舞台となる宮島の島内

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 地域に根ざしたアニメーション作品の企画や原作作りに焦点を当てた取り組みを行う市民団体「広島アニメーションシティ」(広島市東区牛田旭1、TEL 082-511-3415)は11月9日、世界遺産・宮島をテーマにしたライトノベルコンテスト「宮島文庫」の作品募集を開始した。

朱が特徴的な宮島の大鳥居

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 ライトノベルコンテストの開催は今回が2回目。初開催となった前回は、瀬戸内海・中国地方という広域エリアを対象にした作品を募集。全国の高校1年生~50代ビジネスマンから75本の応募があった。「ライトノベルをうたっているのでもう少し若い層が多いかと思った」とコンテストのプロデューサーを務める広島県観光連盟次長の百々隆雄さん。地域をテーマにした作品募集とあって、「地域に思いのある方の作品が集まった」とも。

 今回はエリアを宮島に限定して作品を募集。ライトノベル(8万字以内)に加え、エッセー(2万字以内)の未発表の日本語作品であれば年齢や国籍、プロ、アマは問わない。新設したエッセー部門では、旅行記・グルメリポートなど宮島を訪れた観光客からの応募にも期待を寄せる。

 同コンテスト事業では、地方の歴史文化の地域性や特殊性を文章化にすることで、観光に結びつけるなど映画など地方におけるコンテンツビジネスとしての水平展開も狙う。

 作品募集は2010年2月末まで。3月に作品の人気投票やアニメ関係者らの審査を行い、4月に入賞作品の発表や表彰式を行う予定。賞金総額は50万円。

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