広島県内の紅葉情報をリアルタイムで-地デジと地図情報サービス連動で

NHK広島の地上デジタル放送のデータ放送「ひろしま紅葉ただより」画面イメージ

NHK広島の地上デジタル放送のデータ放送「ひろしま紅葉ただより」画面イメージ

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 ゼンリン(福岡県北九州市)は10月24日から放送を開始しているNHK広島の地上デジタル放送のデータ放送「ひろしま紅葉だより」にQRコードを利用した地図情報サービスを提供している。同社が地上デジタル放送へ地図情報を提供するのは今回が初めて。

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 同サービスを提供するのは、広島県内の紅葉散策や行楽情報を発信する地上デジタル放送のデータ放送。視聴者は、携帯電話の地図サービスに連動する2次元バーコードのQRコードを読み込むことで、紅葉の名所の地図情報にアクセスできる。送信されたGPSの情報をもとに、名所までのルートは車と徒歩の2パターンで表示する。

 紅葉の情報は、広島県観光連盟が広島県内を安芸・備北・芸北・備後の4エリアに分け、その中の名所20カ所の最新情報をNHKに提供している。紅葉の色づき具合は紅葉のマークで表示し、随時更新する。紅葉する代表的な樹木の種類も場所ごとに案内し、サイトにアクセスしてから3時間ごとに変わる現地の気象情報や週間天気予報が同時にチェック可能。データ放送は24時間閲覧できる。

 同社は「今後は民間のテレビ局を含めたメディアでの展開も視野に入れている」とコメント。他のエリアでのサービスにも積極的に取り組んでいく姿勢。

 情報提供期間は、紅葉シーズンが終了する11月末~12月上旬を予定。

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