マンションのリノベーション物件で限定イベント-雑貨店コラボ企画も

前回行ったイベントの様子。1時間以上滞在する女性も多かったという。

前回行ったイベントの様子。1時間以上滞在する女性も多かったという。

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 不動産事業で住宅のリノベーションを手がけるアイエスワン(広島市西区南観音8、TEL 082-532-0211)は10月20日から1週間、リノベーションマンションの1室で日替わりイベント「リノのおうち」を開催する。

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 「暮らしに通じるイベントにしたい」とリノベーションしたマンションでイベントを企画した同社社長の石井由花さん。雑然としたマンションフロアから扉1枚を隔てた室内は、雑貨店を訪れる女性が好きそうな空間をイメージ。木を基調とした温かみのある造りになっている。

 「こんなにおんぼろだった家がきれいになる」を趣旨に始めたと笑う石井さん。見た目だけではなく、機能的も重視する20代後半~30代の女性が多く訪れる。以前、リノベーションした西区庚午の一戸建ては、物件に置く雑貨を探している時や友人を通して知り合った主婦100人の意見を取り入れ話題を呼んだ。

 日程と内容は、20日=ベビーヨガ(1,500円)、21日=レトロコサージュ制作(1,000円)、22日=マクロビ料理講座(1,800円)、23日=ヘアカットのコツが学べる「Reno美容室」(無料)、24日=チェコアニメの上映会(1,200円)、25日・26日=トランクのみの市。いずれも要予約。

 各イベントはマンションの1室、約38坪のフロアで行い、講師の多くは子育て中の女性が担当。平日は、江波の雑貨店「pokke」のスタッフが常駐し、冬やクリスマスの雑貨を店頭に先駆けて販売する。

 2回目となる同イベントはブログ内からメールを送信して参加できるシークレットイベント。前回、一戸建てで行ったイベントには、口コミ効果で約350人が集まった列を成したが、今回はマンションでのイベントのため、場所の詳細は参加者のみに伝えられる。

 ハンドメードでものづくりを行う主婦の多くは子育ての合間に作品を作る人が多い。「子どもと一緒に活動して認めてもらいたいのでは」と石井さん。同社では、ファミリータイプの物件をリノベーションしており、今回会場となるマンションは後日1,780万円で売り出す予定。

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