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広島・大崎上島をデザインでプロデュース-瀬戸内海の離島が舞台に

イメージビジュアルには大崎上島で暮らす夫婦が選ばれた

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 瀬戸内海の離島・大崎上島(豊田郡)をデザインの視点から活性化していくプロジェクト「HAPPYシマす。OK Island」が11月から始まる。

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 県が取り組む「ひろしま発人材集積促進プロジェクト」の一環として実施。専門的な知見を有するキーパーソンを指導者に迎え、県内外から参加する人材を募集する。参加者には自らのアイデアを実現できるチャンスが与えられる。県では県内への定着に向けた支援を行い、人材の集積を促進するという。

 対象は建築や工業、グラフィックなど、デザインに携わる人。デザインの分野やプロアマ、年齢を問わず、県内外から広く募る。プロジェクト期間は11月~2016年6月。ポジティブなメッセージを共有することで、ハッピーデザインの実現を目指す。

 プロジェクトの指導者には建築家の鈴木エドワードさんを起用。テレビ番組への出演をきっかけに、瀬戸内海の島々の活性化に強い熱意を持つようになったという鈴木さん。参加者と一緒に大崎上島で暮らす人々と対話を重ねていき、地域に密着することで埋もれた素材を発掘する。

 見つけた素材を磨き上げていくことで島の魅力を高めるほか、空き家の再生や農産品の包装デザイン、キャッチコピーの開発などを通じて観光振興や移住、定住促進につなげる狙いもある。月1回のペースで定期的にワークショップも開き、活動の様子はホームページなどで公表する。

 募集期間は11月5日まで。定員は20人。参加無料。

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