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広島の「島」ガイドブック-瀬戸内海の140島を女性目線で紹介

女性目線でデザインや取材を進めた「瀬戸内島tabiガイドブック」

女性目線でデザインや取材を進めた「瀬戸内島tabiガイドブック」

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 瀬戸内海の島を女性目線で巡る観光ガイドブック「瀬戸内島tabiガイドブック」の配布が9月21日、広島県内で始まった。

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 ガイドブックは県内の約140島を持つ広島県が発行。グルメやスイーツ、観光、パワースポットなどを切り口に日帰りができる「プチ島tabi」を提案する。制作はジャパンインターナショナル総合研究所(本社=京都市右京区)。

 女性をターゲットにした理由について、「ブログやフェイスブック、ツイッターなどを使った情報拡散、発信力が強い」と広島県商工労働局観光課の担当者。情報に敏感な女性層に島を旅する楽しさや県内のスポットを知ってもらいたいとPRする。

 県では昨年12月から、「瀬戸内ひろしま、宝しま」と称して「島」「女子」旅を推奨。インターネット上で、「今後1年以内に広島を訪れたいと思っている人」を調査した結果、首都圏や関西などで6割強を超え、「特に女性の割合が強かった」という。

 このほか、県外在住の女性を対象にモニターツアーも実施。鞆の浦、御手洗、竹原などの観光地や、シーカヤックや街並み散策、サイクリングなどのアクティビティが人気を集めた。県では長期的に、「広島=瀬戸内」の認知度を高めブランド化を目指す。

 サイズはB6。フルカラー51ページ。発行部数は1万部。広島市内では、観光物産の販売・情報発信を行う「ひろしま夢プラザ」や広島市平和記念公園レストハウス、宿泊施設などで配布する。

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