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広島に落合務シェフが監修するイタリアン-老舗食品メーカーとコラボ

落合務シェフ監修のイタリアン「イルヴェント」店内

落合務シェフ監修のイタリアン「イルヴェント」店内

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 広島で創業110年を迎える老舗食品メーカー「広島駅弁当」(広島市東区矢賀5)は昨年12月中旬、広島・鯉城会館1階に落合務シェフ監修のイタリアン「il vento(イルヴェント)」(中区大手町1、TEL 082-246-0501)をオープンした。

「ワインに合う」料理をそろえる

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 同店は、「日本一予約が取りにくい店」として知られる東京・銀座のイタリアン「LA BETTOLA da Ochiai(ラ・ベットラ・ダ・オチアイ)」オーナーシェフの落合さんが監修したイタリアンレストラン。パスタやイタリアンのオードブル、スイーツなどを中心にそろえ、ディナータイムには、ワインとつまみを用意する「ワイン居酒屋」をイメージする。

 店舗面積は約46坪。席数はテーブル席メーンの50席。オープン以降、ランチタイムに来店客が集中。リーズナブルな価格から、メーンターゲットである女性客を中心に客足を伸ばしている。

 ランチタイムには、3~5種類の前菜とフォカッチャ、パスタがセットになったコース(800円~)を提供。パスタはトマト、クリーム、アーリオオーリオから選ぶこと選ぶことができる。ディナータイムには、バーニャカウダー(800円)、自家製サルシッチャ(480円)、ハチの巣のトマト煮(680円)、ラザニア(900円)、ウニをふんだんに使った「ウニのスパゲティ」(1,200円)などの単品料理を用意する。

 ドリンクは、ワイン(400円~)、ビール、カクテル、ノンアルコールビール(以上450円)、ソフトドリンク(350円~)など。スイーツは、「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」で提供する「昔ながらのプリン」やティラミス(以上400円)などセットメニューをそろえる。

 落合シェフとは、サンフレッチェ広島の売店「ラ・ベットラ」の運営でコラボしている広島駅弁当。今回の新店では、メーカー発想が抜けきれない「プロダクトアウト的な会社をお客さま志向の会社に変革する」CS活動に力を入れる中で実現したもの。「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」が長年、予約が取りにくい店として認知されているのは、「お客さま志向の発想があるからだと思う」(同社の土井真二さん)とも。同社では、「店舗を通してCSの考え方を会社に根付かせたい」としている。

 営業時間は、ランチタイム=11時~14時、ティータイム=14時~17時、ディナータイム=17時~22時。

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