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広島・並木でストリートファッションショー、レッドカーペットのランウェーも

打ち合わせをする第2回「広島まちなかコレクション」実行委員会メンバー

打ち合わせをする第2回「広島まちなかコレクション」実行委員会メンバー

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 広島市中心部の並木通りの路上にレッドカーペットを敷いて開催するファッションショー「広島まちなかコレクション」に向け、スタッフらが打ち合わせを重ねている。

昨年開催したショーの様子

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 通称「まちコレ」と呼ばれる同ショーは昨年、市が行う社会実験「広島まちなかホコテン」イベントの一つとして初開催された。実行委員会スタッフには、広島市内で活動する社会人や学生、主婦ら約20人が参加。当日は、通常の2倍にあたる約2万人が並木通りに集まった。

 2回目となる今回は、市から依頼を受けて開催が決まった。「スタッフの動きをタイトにしよう」(企画立案者の山下ミカさん)と、昨年の約半数に当たる10人で実行委員会を結成。デザイナーやクリエーター、ウエディングプランナーなど、「各方面のプロ」を集めた。

 ショーのテーマは「Life」。参加する学生やデザイナーらの作品への「命の吹き込み」とファッションを通して感じる「変化」「人生」をキーワードに、3部構成でショーを展開する。

 1部では公募で選んだ親子や家族がモデルとして登場。デザイナーやクリエーターらが制作したアイテムを身に着けた幼児から高齢者まで、幅広い年齢の出演者が18メートルのレッドカーペットを歩く。2部は、広島のファッション学校、大学の学生が参加。ディレクターも学生が担当する。3部では、広島では初めてとなるストリートウエディングを実施。ウエディングドレスの制作も企画し、ウオーキングに加え挙式も行い、一体感のあるショーを披露する。

 打ち合わせには、スケジュールの合う学生ら実行委員会のメンバー8人が参加。進ちょく状況や営業活動、市との交渉など、各担当者が報告を行った。「昨年の反省点を踏まえて、今回は作業を分散した」と山下さん。「まちコレがファッションに興味を持つきっかけになれば」と、昨年よりも「スタイリッシュなショーにすることを意識した」イベントの開催準備に余念がない。

 開催は3月12日の13時~14時55分(雨天順延)。当日の様子は、ユーストリームやツイッターなどでも中継する。

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