「リアル」な指示が出せる作戦盤-モルテン、バスケ用に発売

モルテンが販売する「立体作戦盤 バスケットボール用」は現在、特許出願中。

モルテンが販売する「立体作戦盤 バスケットボール用」は現在、特許出願中。

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 バスケットボールシェア1位を誇る広島のスポーツ用品メーカーモルテン(広島市西区横川新町)は10月21日、人型の駒ボール付き指示棒で指導者が選手にリアルな作戦指示を出すことができる「立体作戦盤 バスケットボール用」の販売を開始した。

実際の使用例

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 同商品は、選手に見立てた人型の駒を盤面に配置することでコート上での位置関係や動きを理解しやすくした作戦盤。ホワイトボードに丸型マグネットを使う一般的な作戦盤ではイメージしにくいという選手の体の向きも分かるように駒は「やや中腰」のオフェンスと「ハンズアップ」のディフェンスに分け色を変える。指示棒の先端にはバスケットボールを付け、どのようなパスを出すのか状況に応じたボールの軌道を立体的に説明できるよう工夫を施した。

 本体は従来のコートの32分の1で大きさは60センチ×45センチ。選手のポジションが分かりやすいようエリアを分割している。同社が行った事前のモニター調査では、「人の向きが分かるのでイメージが沸きやすい」「ボールの軌道が分かりやすい」「審判の6分割と同じフィールドのエリア分けが分かりやすい」など好評だったという。

 価格は12,600円。全国のスポーツ用品店などで販売する。

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