大正から続く卸問屋の倉庫を改装したカフェ、広島・宮島に開業

大正から続く卸問屋の倉庫に水道を通すなど改装したカフェ「sarasvati(サラスバティ)」店内カウンター

大正から続く卸問屋の倉庫に水道を通すなど改装したカフェ「sarasvati(サラスバティ)」店内カウンター

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 広島・宮島の町役場そばに10月28日、大正から続く卸問屋の倉庫を改装したカフェ「sarasvati(サラスバティ)」(広島県廿日市市、TEL 0829-44-2266)がオープンした。

フランスのアンティーク什器を使用する店内

 同店は、宮島島内でカフェ「伊都岐(いつき)」を営む佐々木恵亮さん(26)が運営する2号店。コーヒー(500円)を中心に、カフェラテ(500円)やエスプレッソ(350円)、生ビール(500円)、グラスワイン(500円)などのドリンクと「カキのグラタンとショートパスタ」(1,280円)、カキのトマトソーススパゲティ(1,280円)やクリームチーズケーキ(550円)ほかフードを提供している。店舗面積は約38坪で、コンクリートの壁面と床、フランスのアンティーク什器が特徴。座席は、テーブルをメーンに1階=20席、2階=30席の計50席を設ける。

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 10時30分の開店から30分も経つと1階はほぼ満席になる同店の利用客は「9割が観光客」。夕方以降の宮島も「雰囲気がいい」と佐々木さん。宮島と対岸を結ぶフェリーも22時台に運航していることから「20~30代の男女や地元住民に利用してほしい」とも。利用客のほとんどがコーヒーを注文することから客単価は800円。

 佐々木さんは、大学2~3年生のころに高校、大学の同級生4人で人力車の自営業を宮島で開始。授業のない土曜・日曜や年末年始を中心に営業を行い、現在は、大学の後輩が引き継いでいる。人力車をきっかけに「就職とは違う路線を経験し、宮島への興味や関心が強くなった」佐々木さん。周囲が就職活動を行う4年生のときに宮島でカフェの開業準備に取り掛かり、大学を卒業した2006年、観光ルートから外れた場所に一般住宅を改装したカフェ「伊都岐(いつき)」をオープンした。

 営業時間は9時30分~21時。