現役の映画評論家が選考する「日本映画批評家大賞」の受賞作品を上映する「日本映画批評家大賞特別上映WEEK」が7月5日から、広島の映画館「八丁座」(広島市中区胡町)で始まる。
「日本映画批評家大賞」は映画界を励ますことを目的に、1991(平成3)年に水野晴郎さんが発起人となり、淀川長治さんや小森和子さんら、当時第一線で活躍していた現役の映画批評家によって設立された。
第33回日本映画批評家大賞の授賞式は、5月22日に東京国際フォーラムにて開催され、作品や俳優、監督など19組が17賞を受賞した。八丁座は特別賞に選ばれた。
5日からは受賞作品を日替わりで上映する。受賞作品の特集上映は日本映画批評家大賞としても初めて。主演男優賞を受賞した東出昌大さんのトークイベントを開くほか、過去に特別賞を受賞した映画「夕凪の街 桜の国」を35ミリフィルムで特別上映する。
料金は1,600円。7月11日まで。