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広島の「マリホ水族館」が開館5周年 開館日は入館料5円に

開館5周年を迎える「マリホ水族館」外観

開館5周年を迎える「マリホ水族館」外観

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 広島沿岸部のショッピングモール「マリーナホップ」内の水族館「マリホ水族館」(広島市西区観音新町)が6月24日、開館5周年を迎える。

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 マリホ水族館は広島市内で唯一の水族館として、2017(平成29)年6月24日に開業した。広島市に水族館がオープンするのは約19年ぶりで、商業施設内で運営する都市型水族館は中四国地方で初めてだった。敷地面積は約361坪、延べ床面積は約185坪の1階建て。「水族館プロデューサー」の中村元さんが監修し、生物の観察だけでなく水中に入った気分が味わえる「水塊(すいかい)」をキーワードに、館内を6つのゾーンに分けて見どころを用意する。

 開館5周年に先駆けて、今月17日から企画展「世にも奇妙な生き物たち」を開く。見た目や形態、生態が奇妙で不気味という生き物約20種類を集めた。開館日当日の今月24日は、5円で入館できるサービスも。宇井賢二郎館長は、「一人でも多くの方に笑顔になっていただきたいとの思いを込めて職員一同で企画した」と話す。

 営業時間は、10時~19時(企画展は17時まで)。入場料は水族館とは別に必要。大人=600円、小中高生・幼児=300円、3歳未満無料。11月23日まで。

 広島マリーナホップなど立地する同所は、マリーナおよびマリン・リゾート用地として埋め立てられた土地で、瀬戸内海最大規模という海洋性レジャー基地「広島観音マリーナ」に面している。広島マリーナホップは2005(平成17)年3月から、供用を開始し現在に至るが、賃貸借契約が終わる2025年3月以降の活用策にマリーナホップの継続案は選ばれなかった。

 マリホ水族館の最終営業予定日は2024年11月末。今後の営業については関係各所と調整中といい、方針が決まり次第、ホームページで発表する。

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