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広島・呉ポートピアパークで焼きガキの実演販売 「カキ小屋」常設に向け検証

呉産かき振興協議会が2月14日に呉ポートピアパーク実施した焼きガキ実演販売の様子。会場では、1メートル間隔に並んでもらうなど、新型コロナウイルス対策を講じる

呉産かき振興協議会が2月14日に呉ポートピアパーク実施した焼きガキ実演販売の様子。会場では、1メートル間隔に並んでもらうなど、新型コロナウイルス対策を講じる

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 広島県呉市のカキ生産者による焼きガキ実演販売が2月28日、呉ポートピアパーク(呉市天応大浜3)で行われる。

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 実演販売は、カキ小屋の常設設置を目的にした実証実験として、呉市のカキ生産者8社で構成する「呉産かき振興協議会」(呉市中通)が主催する。呉ポートピアパーク東隣には、広島県が推奨する「ひろしまオイスターロード」事業の一環として、カキが旬を迎える冬~春限定で営業するカキ小屋があったが、平成30年7月豪雨の復旧作業に伴い、2018(平成30)年シーズンから休業している。同協議会によると現在、呉市内で営業しているカキ小屋はないという。

 販売するのは、焼きガキ(3個500円)と持ち帰り用のむき身(200グラム500円~)、殻付き(10個1,000円)の生鮮ガキ。今月14日に実演販売を初開催し、2回目となる21日には、用意した焼きガキ1000個が完売した。朝から行列ができる反響で、待ち時間を利用してスマートフォンでカキ小屋に関するアンケートを行い、約200件の回答を得た。3月からは、カキめし、カキフライ、カキ汁やカキスイーツの試作品販売を行う予定。

 開催時間は10時~15時(売り切れ次第終了)。開催日は3月6日・7日・13日・14日。雨天中止。

 同協議会では昨年12月から約1カ月間、クラウドファンディングで生産者直送の呉産カキ販売に取り組み、達成率159%、159万円の資金調達に成功している。

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