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広島にカキ専用の皿「牡蠣のためのうつわ」 中野水産が陶芸家とコラボで

カキを盛り付ける専用皿「牡蠣のためのうつわ」。器の盛り付けには全て美浄生牡蠣を使う

カキを盛り付ける専用皿「牡蠣のためのうつわ」。器の盛り付けには全て美浄生牡蠣を使う

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 広島・呉でカキの養殖販売を行う中野水産(呉市音戸町)が12月から、広島の文化を豊かに味わってもらおうとカキを盛り付ける専用皿「牡蠣のためのうつわ」をホームページで予約販売している。

カキを盛り付けるために陶芸家が作った器

 広島の食や酒に合わせた器を制作する地元の陶芸家グループ「タナゴコロ」とコラボし、中野水産が養殖する美浄生牡蠣(びじょうなまかき)と組み合わせて販売する。同社の中野仁貴さんによると、「カキと器のセット販売は今回が初めて。他のカキ生産者でも例がない」と話す。

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 企画は、「カレー皿や刺し身皿など、さまざまな専用皿があるんだから、カキ専用の皿もあったら面白い」という何気ない会話の中から着想した。小鉢、小皿をテーマに9人の作家が参加し、カキ一粒を乗せる皿やカキ料理をのせる器などを作った。販売価格は6,100円から。数は作家によって異なり、なくなり次第、受け付けを終了する。

 新型コロナウイルスの影響で、毎年恒例のイベント「カキ祭り」の中止が決まった。同社では、自宅でカキを楽しみたい需要が増え、カキの取り寄せをする客が増えたという。中野さんは「自宅でカキを楽しんでくれる方の時間が、器でもっと豊かになることを願っている」と話す。