食べる 買う 学ぶ・知る

広島で「さとやまマルシェ」 中山間地域の商品約300点を販売

昨年、そごう広島店で初開催した「さとやまマルシェ」の様子

昨年、そごう広島店で初開催した「さとやまマルシェ」の様子

  • 125

  •  

 広島県の中山間地域の食料品やハンドメード雑貨など約300点を集めた「さとやまマルシェ」が2月16日、そごう広島店(広島市中区基町)本館で始まる。

[広告]

 出展するのは、広島県が2016(平成28)年度、ウェブ上に構築した登録制プラットフォーム「ひろしま里山・チーム500(ごーまるまる)」のメンバー。中山間地域が抱える課題解決に向けたリーダーの育成や確保、ネットワークの構築など、自主的な活動の継続支援を目的に取り組み、2019年12月末現在、338 人が登録する。

 今回は企業や個人など、約30事業者が参加し、食料品や各地の特産品を生かしたハンドメード雑貨など、約300点を販売する。関係する中山間地域は、北広島町、神石高原町、尾道市、安芸高田市、庄原市、北広島町、世羅町、三次市、東広島市、呉市、江田島市、安佐町、東広島市、大竹市、竹原市、上下町、廿日市市の17市町。会場では、広島工業大学、近畿大学が協力し、IT技術を使って商品PRなどのプロモーションを行う。

 広島県は、中山間地域を有する市町数が19市町あり、人口は県全域の約1割、面積は約7割を占める。中山間地域では高齢化が進み、若い世代の転出超過も大きく、過疎化が問題になっている。同店でのマルシェ開催は昨年2月に続き、2回目。前回は1000人が来場し、約2週間で200万円を売り上げた。会場では事業間マッチングも行われ、ビジネスマッチングの場としても広がりを見せた。

 開催時間は10時~19時30分(16日は18時まで。最終日は17時閉場)。今月28日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース