サイクリストの聖地「瀬戸内しまなみ海道」のほぼ中間地点に位置する生口島の「しおまち商店街」(尾道市瀬戸田町)を中心とした瀬戸田町の活性化に向けたワークショップが7月、瀬戸田市民会館(瀬戸田町)で開かれる。
生口島・瀬戸田港には自転車をそのまま持ち込める旅客船「サイクルシップ」も就航する
ワークショップはせとうちDMOを構成する瀬戸内ブランドコーポレーションと尾道市や地元団体、地域内外の事業者が共同で取り組む。参加者は、これからのしおまち商店街にふさわしいデザインや目指すビジョンを作る「基本計画」、施策立案と同時に自らの事業シナジーを創出する「施策立案」、空き家を活用して新たな事業を創出する「空き家活用」の3カテゴリーで、各5人ほど募集する。ワークショップは全3回に分けて開き、町外からの応募も可能。
しおまち商店街は、瀬戸田港(尾道-瀬戸田航路、三原-瀬戸田航路)から近く、平山郁夫美術館、瀬戸田サンセットビーチ、国重要文化財「耕三寺博物館」、国宝「向上寺」など、観光資源に恵まれている。商店街は全長約60メートルで、エリア内には、飲食=22店、小売=23店、宿泊=3施設、その他=10店の計58店舗が営業するが高齢化や人口減少により、空き店舗や空き家が多く、その利活用が課題になっている。
応募は「基本計画」「施策立案」=今月17日、「空き家活用」今月30日まで。