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広島駅北口・新複合施設の名称が「グラノード広島」に 大和ハウスが今春開業へ

「グラノード広島」の完成イメージパース。延べ床面積はマツダスタジアム約2個分の大きさという

「グラノード広島」の完成イメージパース。延べ床面積はマツダスタジアム約2個分の大きさという

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 広島駅北口の二葉の里地区に建設中の複合施設の名称が「GRANODE(グラノード)広島」に決定した。大和ハウス工業(大阪市北区)が2月12日に発表した。

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 「グラノード広島」は地上20階、地下2階建て。フロア構成は、商業施設=1~2階、オフィス=3~11階、全197室を備える「ダイワロイネットホテル広島駅前」=13~20階。オフィスのフロア総面積は1万9330平方メートル、1フロア面積は2200平方メートルと中四国エリア最大規模という。延べ床面積は約5万平方メートル。

 このほか、関東や関西方面へ向かう中長距離バスの発着場やカーシェアの待機スペース、レンタカーの受付窓口なども設ける。ビジネスユースだけでなく、観光目的のファミリー層など、幅広い利用客を想定した施設を目指す。総事業費は約200億円。

 二葉の里地区は独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が2010年12月より土地区画整理事業を行い、全13.8ヘクタールを5区画に分けて開発を進めてきた。「グラノード広島」が開業するJR広島駅北口の再開発街区の二葉の里5街区は2014年5月に広島テレビ放送、エネルギア・コミュニケーションズ、大和ハウス工業の3社が一般競争入札で取得。その後、3社で土地を分割して所有し、2016年12月には、エネルギア・コミュニケーションズがデータ通信棟を稼働。2018年3月に広島テレビが新社屋を完工している。

 複合施設の竣工に伴い、広島テレビとの間にある有効空地に憩いの広場「(仮称)二葉の里通り」をオープンする。広さは長さ約100メートル、幅約20メートルで、広島テレビがイベントや中継、収録などを行い、にぎわいを創出するという。

 4月1日開業。

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