広島経済新聞の2018年PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、カープの選手イラストLINEスタンプ発売を伝えた記事だった。
今シーズン、球団史上初となるリーグ三連覇を果たした広島東洋カープ。「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」(通称=マツダスタジアム、南区南蟹屋)での観戦チケットはビジターパフォーマンス席を除き、昨シーズンよりも早いペースで完売。ビジターパフォーマンス席を分割し、「3塁側パフォーマンス席」の新設や2軍本拠地「由宇球場」への誘客を図ろうと日帰り応援ツアーを企画するなど話題を集めた。LINEスタンプ記事は上半期に続いて1位となった。
ランキングは今年1月1日から12月14日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 広島カープがLINEスタンプ「語語語ォ~!!!」 選手イラスト全40種類(5/30)
2. 広島の豪雨災害へ支援 呉・三原のゲストハウスや温浴施設が無料サービスなど(7/9)
3. 広島駅の「広島新幹線名店街」が閉館 43年の歴史に幕、「ekie」としてリニューアルへ(8/27)
4. カープ27年ぶり地元優勝に足踏み 広島本通り商店街に大きな人だかりも(9/26)
5. 広島の三大祭り「胡子大祭」で金文字の御朱印 胡子神社で3日間限定 (11/15)
6. 広島に「ジ アウトレット広島」 イオンモール、4月27日開業へ(3/23)
7. 広島~呉間を臨時バスやフェリーが運航 定期券がない場合の臨時バスも(7/18)
8. 広島駅の商業施設「エキエ」にバルなどの飲食ゾーン 中四国エリア最大級の土産売り場も(8/8)
9. 広島東洋カープのリーグ優勝セール、地元百貨店でも準備進む(9/18)
10. 広島本通り商店街にレッドカーペット 「広島ファッションウイーク」にのんさん来場も(10/5)
2位以下には平成30年7月豪雨で広域被災した広島市や呉市、三原市でゲストハウスや温浴施設が行う無料サービスなどの記事が続いた。JR呉線が被災し、臨時バスや広島から呉をつなぐフェリー運航のニュースも7位にランクインしたほか、美容院での無料シャンプーサービスやボランティアセンター立ち上げを伝えるニュースも高い関心を集めた。
このほか、広島「陸の玄関口」であるJR広島駅構内で長年親しまれてきた「新幹線名店街」閉店や、新しく構内にオープンした商業施設「ekie(エキエ)」に新設した飲食フロアも注目を集め、駅周辺に新たなにぎわいを生んだ。
2019年は4月に広島市内でアーバンスポーツ世界大会「FISE(フィセ)」が開かれる。本大会は平成30年7月豪雨からの復興大会として開き、会場内で募金活動や選手によるチャリティーオークションなどを行いスポーツで広島を応援。エキシビション種目として新たに「eスポーツ」「スポーツけん玉」「バトントワーリング」の3種目が加わる予定。