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広島の老舗豆菓子メーカーがソイコーヒー 節分に向け限定販売へ

「モノコトストア」2階ギャラリーで豆菓子メーカー「イシカワ」が節分豆やソイコーヒーを販売している

「モノコトストア」2階ギャラリーで豆菓子メーカー「イシカワ」が節分豆やソイコーヒーを販売している

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 広島・袋町でセレクトした食料品や雑貨を取り扱う「モノコトストア」(広島市中区袋町、TEL 082-545-1115)で1月26日、1927(昭和2)年創業の老舗豆菓子メーカー「イシカワ」(南区東雲1)の節分豆とソイコーヒーの販売が始まった。

「NOBUTARO」のソイコーヒーとケーキ

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 節分までの期間限定企画として2階イベントスペースで主力商品「節分豆」と同社の新ブランド「NOBUTARO(ノブタロウ)」のソイコーヒー、ソイケーキを販売する。節分豆は宮島の大聖院で祈とうしたもので、升やビニール袋のパッケージに入れ、いずれの商品にも鬼の面をセットで付ける。

 ソイコーヒーやケーキに使う大豆は同社の工場がある廿日市市の農家と一緒に「満月農園」で作った廿日市産。ソイコーヒーは加工方法を試行錯誤する中で焙煎(ばいせん)やドリップ方法をコーヒーの手法に学んだ。じっくりと焙煎(ばいせん)することで香りを出し、一杯ずつハンドドリップで抽出するという。

 ドリンクメニューは大豆の香ばしさや苦みを味わえる定番の「ストレート」(500円)や豆乳クリームを加えたまろやかな「マイルド」、シナモンやジンジャーなどのスパイスを加えた「スパイシー」(以上550円)の3種類。ケーキ(320円)には大豆粉を使う。

 昨年春から広島市内で開催されるマルシェなどのイベントに出店し、「NOBUTARO」ブランドを広めてきたが今夏、廿日市工場内に直営店のオープンを目指している。同社スタッフの中薮さんは「大豆に特化したドリンクやスイーツ販売だけでなく、ワークショップなども企画し、大豆の魅力を伝えていきたい」と意欲を見せる。

 開催時間は10~19時(ソイコーヒー販売は今月26日~29日、31日、2月2日・3日。最終日は18時まで)。木曜定休。2月3日まで。

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