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広島で技術勝負の「コマ大戦」-製造業が人材採用アピール

直径25センチの土俵でコマを競わせる

直径25センチの土俵でコマを競わせる

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 中小製造業が自社で製作したコマを持ち寄って一対一で競う「全日本製造業コマ大戦」のエキシビションマッチが10月19日、呉工業高等専門学校(呉市)で開催される。広島での開催は初。

製造業の技術を集めて作った勝負コマ

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 製造業の活性化を目的に開く同大会は2012年に初開催。全国5エリアに分けて、エキシビションマッチのほか、地方大会や2年に1度開催する全国大会を行う。運営は全国から集まった中小製造業の経営者58人から成る全日本製造業コマ大戦協会。

 勝負で使うコマの大きさは、一円玉よりも小さい直径2センチ以下。材質や重さ、形などは自由で、設計から製作までの工程に自社の技術を結集させる。コマ同士を競わせる舞台は直径25センチの土俵。中央を少しくぼませることで、ぶつかり合いを演出する。

 勝敗は、相手よりも長く回り続けた方が勝ち、などのルールで決まる。勝者は敗者のコマを総取りできるという。参加者は、国内の中小零細製造業を中心に大学や専門学校、サークルなど幅広い。同大会では、県内を中心に集まった企業9社と高専生3チームが参加する。

 このほか、同大会では高専生の採用を検討している企業が会場内にブースを設け、来場した高専生を対象にした会社説明会を行う。「企業を知っていて選ばないのと、知らずに選べないのでは違う」と同大会実行委員の江田さん。技術力のある企業を知ってもらい、学生と企業をつなぐマッチングの場として今大会で初めて企画した。

 開催時間は12時~16時(コマ大戦は14時まで)。入場無料。

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