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広島で「被災者交流会」-被災者の声に応え開催、継続目指す

交流会を開く広島市社会福祉センター外観

交流会を開く広島市社会福祉センター外観

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 広島市被災者支援ボランティア本部と広島市社会福祉協議会は6月4日、東日本大震災の被災者を対象とした交流会を開く。

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 交流会は、広島市内に避難や転入して来た被災者を対象に広島市社会福祉センター(広島市中区千田町1)が開くもので、今回が2回目。「同じ立場の人同士で話がしたい」という要望に応えようと先月、1回目の交流会を開いた。終了後は、「もっとじっくり話がしたい」「子どもにも友人ができるような会として存続してほしい」などの声が寄せられ、互い連絡先の交換する被災者の姿もあった。

 今回は、親子で参加できるパンやピザづくり教室と茶話会・交流会の2部で構成。被災者やボランティアを交えて開催する。このほか、生活用品の提供や行政相談のコーナーも設け、途中参加や退室も可能。現在、27世帯から参加の申し込みがあるという。

 市では転入手続きの際、情報提供の有無を確認することで対象者を把握。情報交換や交流できる「集まる場」の継続的な提供を目指す。

 開催時間は10時~16時。参加無料。問い合わせは同ボランティア本部(TEL 082-544-3399)まで。

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