広島に「高級車両」がウリのレンタルバイク店-車両モデルは3年以内

「レンタル819広島観音店」「ビックバイク観音店」の店舗外観。レンタルで貸し出す車両も店頭に並ぶ。

「レンタル819広島観音店」「ビックバイク観音店」の店舗外観。レンタルで貸し出す車両も店頭に並ぶ。

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 西広島バイパスそばのバイク店「ビックバイク観音店」(広島市西区観音本町1、TEL 082-942-2033)は10月1日、関東を中心に全国で展開しているレンタルバイク事業「レンタル819」のFC店として同所に「広島観音店」をオープンした。

店頭に並ぶ「高級車両」

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 海外メーカーの高級バイクもレンタルできる手軽さから話題を集めるレンタル819は、キズキ(町田市小川)が行っているレンタルバイク事業。現在、FCをメーンに全国45店舗で展開しており、広島観音店はビックバイク(中区舟入)が運営する。

 同店のウリは、ホンダ、スズキ、カワサキ、ヤマハの国内4メーカーとハーレーダビットソンの「高級車両」。30台をレンタルバイクとして用意する。料金は「ミニ」「デラックス」「スーパー」「スペシャル」「ウルトラ」の5クラスに分かれており、4時間2,880円から。

 レンタルバイク事業について、「免許を取得したばかりのライダーや、車両を所有していないリターン・ライダーたち(数年~数十年のブランクがあるライダー)から高い支持を受けている」とキズキ広報部の花澤洋輔さん。天気の良い週末や大型連休は需要が高く、「観光地にある店舗は通年を通して人気がある」とも。ターゲット層を20代後半から40代に据え、購入時の車検や保険、メンテナンスなどコスト面での負担が少ないことや取り扱う車両を全店で3年以内のモデルに統一している。

 広島観音店では、ハーレーや1000cc以上の高級バイクのレンタルを開始することで「利用者の選択肢を増やしたい」と河内博則店長。宮島や三段峡など県内の観光地やアナゴ、カキなど名物を食べるツーリングを組むなど、「観光ツール」としての提案を行うほか、ハーレーなど高級車両のレンタルを核に他店との差別化を図り、事業を展開していく。

 キズキは、同店を拠点に中国エリアでの展開を考えており、「四国エリアは今後の出店課題」とも。現時点では、西神戸店(神戸市西区)を四国への窓口としているが、四国内でFC加盟店を増やしたいと意欲をみせる。

 営業時間は10時19時。水曜定休。

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