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広島でグルメグランプリ「OC-1選手権」-県内のご当地グルメを掘り起こし

雨の少ない土地柄で昔は大豆の生産が盛んだったという江田島市の「大豆うどん」

雨の少ない土地柄で昔は大豆の生産が盛んだったという江田島市の「大豆うどん」

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 広島県内のご当地グルメを紹介し、投票でグランプリを決める「OC-1(おしい わん)選手権」の投票が終盤を迎えている。

卵と納豆を使った「ふわふわ納豆焼」

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 お好み焼き、カキに続く広島グルメを決める同グランプリは、県が進める大型観光キャンペーン「おしい!広島県」の一環として企画。ご当地グルメの認知度を高めることを目的に、県内の市や町に参加を呼びかけ、18市町がエントリーした。

 エントリーの条件は地域へ足を運んでもらい、気軽に食べられる食事であること。ホームページには近年、広島市内で新店のオープンが相次ぐ「汁なし坦坦麺」やうどんのトッピングに大豆が入った「大豆うどん」(江田島市)、ランニングの聖地として知られる世羅高原で育った野菜を使った「世羅ランニンググルメ」(世羅町)、あわびのような食感が特徴的なあわび茸をかき揚げで提供する「あわび茸かき揚げ丼」(廿日市市)などのグルメが並ぶ。

 「かつて提供していた料理の復刻や地域の特産品を使ったメニュー、古くから食べられている料理などさまざま」と広島県商工労働局観光課観光プロモーショングループの伊藤賢さん。B級グルメ「備後府中焼き」(府中市)や、麺の代わりに米を用いポン酢でさっぱりと仕上げた「庄原焼き」(庄原市)、身近な材料を使って家庭でも作れるように発案したという「ふわふわ納豆焼」(熊野町)はお好み焼きがベースになっている。

 ホームページでは、ご当地グルメを実際に食べることができる飲食店や周辺の観光名所・施設も紹介する。2月10日の中間発表では、「約6万6000票を投票いただいた」と伊藤さん。暫定1位が「海軍グルメ」(呉市)、2位に旬の野菜や肉などの材料に塩コショウ、日本酒でシンプルに味付けした「美酒鍋」(東広島市)、「備後府中焼き」が3位と続く。

 投票はホームページや県内14カ所の観光施設などで2月28日まで受け付け、最終結果の発表は3月中旬を予定する。

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