東ティモールの実情伝える写真展-「国境なき子どもたち」主催

©Atsushi SHIBUYA 

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 旧日本銀行広島支店(広島市中区袋町)で9月15日より、写真展「ラスト フロンティア~東ティモールの光と影~」が開催される。主催はNPO法人「国境なき子どもたち」(東京都新宿区)で、開催は東京・名古屋に続く3カ所目。

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 国境なき子どもたち(KnK)は、開発途上にある国々のストリートチルドレンなど路上生活を送る青少年や恵まれない子どもたち、孤児、虐待の被害に遭っている子どもなどを支援する非営利団体。同団体は、1997年に教育的活動を目的に設立された。2000年にはNPO法人格を取得し、2003年より(MSFとは)別団体として活動。現在の活動には、年間約5,500人が携わっており、インド、東ティモール、フィリピンなどアジア諸国7カ国、約1,300人の子どもたちを支援している。

 広島の指定重要文化財である「旧日本銀行広島支店」のギャラリーで行われる同展では、写真家・渋谷敦志さんが2006年11月から東ティモールに2カ月滞在して撮り収めた作品約30点を展示。子どもたちの姿はもちろん、破壊されたマーケットや難民キャンプの様子も作品に含まれるという。「東ティモールの現状を知ってもらい、日本に住む人たちが何をすべきか考えてもらうきっかけになれば」と同団体の広報担当者は話す。今後は、京都・岡山での開催も予定している。

 開催時間は10時~19時(最終日は15時まで)。期間中は無休。同16日には、渋谷さんによるトークイベントも開催する。14時~15時。いずれも入場無料。同24日まで。

国境なき子どもたち

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