5坪の雑貨店「Chocolate」が駅ビルに13坪のサテライトショップ

写真=ひろしま駅ビルASSEにオープンした雑貨店・Chocolateの「てんねん記念物動物園」

写真=ひろしま駅ビルASSEにオープンした雑貨店・Chocolateの「てんねん記念物動物園」

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 雑貨店「Chocolate(チョコレート)」(広島市南区西荒神町、TEL 082-262-9635)の期間限定サテライトショップ「てんねん記念物動物園」が8月1日、ひろしま駅ビルASSE(南区松原町)3階にオープンした。

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 「Chocolate」オーナーで全作品の制作を手がける古川さんは、約7年前まで名古屋の広告制作会社に勤めていた。自分がイメージするキャラクターが登場する想像の世界「Chocolate world」の構想を深めながら、ストーリーが生まれ、作品モチーフとなるようなさまざまな生き物(キャラクター)が確立した。キャラクターをモチーフとした作品を仕事のかたわら制作。フリーマーケットなどで販売しながら徐々に活動するようになり、フリーランスとして独立した。

 「なんとなく」という感覚で都会すぎず田舎すぎない広島に移住し、5坪のアトリエ兼雑貨店をオープンしたのが2005年1月。「自分の作品を人に見せたら褒めてもらえたのでいい気になった。同店は物作りがしたくて始めた」と古川さんは話す。

 同店の商品は、「Chocolate world」のオリジナルキャラクターをモチーフにしたもの。オブジェの「2足うさぎ」は、2本足で立つうさぎを粘土で制作。その粘土を羊毛で覆い、針でつついてフェルト生地のように仕上げる手法を用いる。「誰にも真似できないものを」と古川さん。すべてが手作りの一点ものなので形や表情などそれぞれに特徴があるという。

 取り扱い商品は、印刷から製本まですべて手作業で制作する「チョコレートオリジナルノートブック」(1,260円)、CGや手描きで描かれたキャラクター入りの「ポストカード」(157円)、「ストラップ」(630円~)など実用的な雑貨をメーンに、キャラクターのモチーフのオブジェ(3,200円~)や「動くと表情が異様」(古川さん)という「うさぎ時計」(21,000円)など200点以上をそろえる。

 広島駅ビルアッセ担当者は「広島のクリエーターとしては珍しい切り口を持つ方。ぜひ応援したい」と話している。営業時間は10時~20時。同22日は定休。

Chocolateフォトフラッシュ画像

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