英会話教材の企画会議の中で生まれたサバミソ風味のガム「鯖みそガム」の再販売が6月11日、始まる。
ガムは今年4月末、ウェブサービス・ECサイトの開発などを手掛けるエス(広島市中区中町)が発売。大きさは直径2センチほどで、「粒ガムのような触感」。ショウガパウダーで周囲をコーティングするため、後味にはショウガの風味が残るという。当初、反響や売れ行きは予想していなかったというが、予約販売を始めて1日で予定の販売数を完売した。
製造のきっかけは、英会話教材の企画会議での雑談。塾の講師経験を持つ開発スタッフの意見を取り入れ、「勉強しながらできる」「頭がよくなる」などのキーワードから、ガムとDHAが豊富な青魚に注目。青魚を使った料理「サバミソ」の風味を、高級ブランド魚「関サバ」と全国各地でメジャーなミソ数十種類を掛け合わせて再現したほか、DHAを粉末で取り入れる
ガム製造会社も、サバミソ風味の商品を作るのは初めての試み。機械に臭いが残ることから、1回だけの約束で発注を引き受けたという。完売後もツイッターなどで購入客の意見は広がりを見せ、「追加購入の問い合わせもあった」と同社の塩谷美咲さん。今後は、「製造先が見つかり次第、製造を検討したい」としている。
10粒入りで、価格は500円。