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広島に物販とイートイン併設の「食雑貨マーケット」-日常使いを意識、シェフは主婦

11時の開店に合わせて手際よく家庭料理を準備する

11時の開店に合わせて手際よく家庭料理を準備する

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 女性マーケティング会社「ハー・ストーリィ」(東京都港区)関連会社のハーストーリィプラス(広島市西区草津新町2)が5月10日、食材販売とイートインを兼ねた実店舗「くらしマルシェ/365」(草津新町2、TEL 082-270-3650)をアルパーク北棟駐車場前にオープンした。

店内のイートインスペース

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 「毎日の暮らしを大切に。」をコンセプトにした同店は、食材販売「まるマルシェ」と手作りの食事を提供する「ハウスマルシェ」から成る食雑貨マーケット。店舗面積は約30坪。席数は店内カウンター=15席、テラス席=18席。

 売り場の約半分を占める物販コーナー「まるマルシェ」に並ぶのは、日常使いができる調味料を中心とした商品320種類以上。自然食品などの製造・卸・小売りを手掛ける「純正食品マルシマ」(尾道市)が選んだ。

 イートインスペース「ハウスマルシェ」では、ハーストーリィプラス1階のカフェ「ハー・ストーリィハウス」の主婦シェフが腕を振るう。キッチン向かいのカウンターに主菜=2品、副菜=5品を並べ、利用客はセルフスタイルで自由に選ぶ。雑穀米と白米ご飯、みそ汁を用意し、「一汁三菜」のワンプレートランチ(935円~1,035円)を提供する。 販売する食材や調味料は調理にも使うほか、テーブルにも置く。

 来店客は女性が中心だが、足を止める男性や高齢者の姿も。客単価はイートイン、物販共に1,000円ほど。「商品を選ぶ楽しさ、発見する楽しさを提供したい」とハーストーリィプラスの六浦和美さん。今後は、物販商品の拡充やパッケージ化したギフト商材の提供にも力を入れる。イートインでは、「提供するスイーツを増やしていきたい」とも。

 営業時間は11時~19時。

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