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広島で「見てここ展」-「空想生活」で商品化に至るまでの「気付き」を展示

ギャラリーに隣接するフレンチレストラン「OZAWA」の個室。壁面にはこんな隠しスペースが。

ギャラリーに隣接するフレンチレストラン「OZAWA」の個室。壁面にはこんな隠しスペースが。

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 商品開発コミュニティーサイト「空想生活」で人気を集めたアイテムと、商品化に至るまでの「気付き」をパネルで展示する「エレファントデザイン『見てここ展!』」が1月19日から、オリエンタルホテル広島(広島市中区田中町、TEL 082-240-9463)のギャラリーで始まる。

大小さまざまなサイズの「目」

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 「目」をキービジュアルにした同展は、デザイナーのアテンドやメーカー交渉を通じて商品化を手掛けるエレファントデザイン(東京都品川区)が主催。コミュニティーサイトでは、ユーザーの「あったらいいな」を基に意見を募集する。集まった「気付き」は投票によって数値化することで、需要やニーズを測定。賛同の声が多く集まるとデザインの提案が行われ、商品化に近づく。

 会場には、「気付き」「着眼点」を表現するため、「目」のシールを写し込んだパネル50点と、プロデュースした「コンパクトIH 」(三菱電機)、「体にフィットするソファ」(良品計画)など、実際に商品化されたアイテムをディスプレーする。

 同社では、同展開催に合わせて、一般からの投稿を受け付けるウェブサイトを開設。一般から広島の「気付き」募集を呼び掛ける。「気付きを共有することはコミュニケーションのきっかけになる」と同社会長の西山浩平さん。展示会に先立ち、18日に宮島へ足を運び写真を撮影してきた。ポップな目のシールと発見を一枚の写真に収めて投稿する「ネット世代の展覧会」に、「地元の人が知っている見どころを共有できれば」と期待を寄せる。

 1月21日までは、西山さんが広島の「気付き」を撮影するワークショップも予定。「目」のシール(1枚100円~)は会場で販売する。

 開催時間は11時~20時(最終日は17時まで)。入場無料。2月28日まで。

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