プレスリリース

転出超過が4年連続で全国最多の広島県。その県内最多・福山市で、全国の学生が企業に“ホンネ”を届ける ― 大学生企画「ホンネのカイギ Vol.1」7/11開催

リリース発行企業:一般社団法人ミライゴト

情報提供:

地方の採用課題に、現役の大学生たちが自ら動く--。
一般社団法人ミライゴト(広島県福山市/代表理事:角田 千鶴)は、大学生キャリア共創コミュニティ「S-colle」の学生メンバーが自ら企画・運営するイベント 「ホンネのカイギ Vol.1」 を、2026年7月11日(土)に福山市の「まなびの館 ローズコム」で開催します。全国から集まる現役学生6名が、「就活のホンネ」「仕事のホンネ」「地方で働くこと」について率直にプレゼンし、参加企業はその声を自社の採用や情報発信を見直すきっかけとして受け取ります。

企画も、運営も、登壇も、すべて学生が主体です。就活の当事者である学生自身が「企業に伝えたい」「地域を変えたい」と立ち上げた、地方の採用課題への新しい試み。「企業が学生を選ぶ」場ではなく、「企業が学生から学ぶ」場として設計しています。




■ 開催の背景:福山市の若者転出と、「知らないだけ」という課題

広島県は2024年の転出超過が10,711人と、4年連続で全国最多(都道府県別)となりました。その県内で最も多いのが福山市の2,935人で、全国の市区町村で見ても2番目に多い数字です(市区町村の最多は東京都新宿区。出典:総務省「住民基本台帳人口移動報告」2024年結果)。とくに15~29歳の若者・女性の流出が目立ち、若者流出は地域企業にとっても若者にとっても、無視できない課題となっています。

一方で、広島県内の企業の多くは従業員20名以下。必ずしも採用担当者がいるわけではなく、毎年何人も採用するわけでもありません。「大手求人サイトに掲載する」「会社説明会を開く」だけでは、本当に届けたい相手に届きにくいという声もあります。これは、地方の中小企業に共通する採用課題です。

一般社団法人ミライゴトは2014年から福山市で若者と地域をつなぐ活動を続け、これまで延べ約3,000人の若者と関わってきました。その現場で持つようになったのは、「福山の企業に魅力がない」のではなく、企業と若者が“お互いのニーズを知らないだけ”ではないか、という実感です。学生は地元企業の現場のリアルが見えず、企業は学生のニーズが見えない。両者ともマッチング率が低いまま採用費だけがかかり続ける--この地方創生・中小企業採用に共通する構造的な課題を一度立ち止まって見直すために、「ホンネのカイギ」を企画しました。

「ホンネのカイギ」とは。答えではなく、“自社がどう映るか”を知る場

「ホンネのカイギ」は、企業が学生のホンネを聞き、自社の採用や発信を見直すきっかけにする場です。

これまでの就職活動・採用活動は、企業が学生を評価し、選ぶ構造が当たり前でした。本イベントはその構造をいったん横に置き、企業が「学生のホンネを聞く側」にまわります。学生は「こんな働き方がしたい」「こんな会社は無理だ」「こんな大人に出会った」といった率直な声を語りますが、「だから御社はこうすべき」という答えは出しません。

コンサルティングが“処方箋”を渡す場だとすれば、ホンネのカイギは“鏡”です。



若者の目に、自社や働くことがどう映っているのか。それを知ることから、各社が自分たちで考え、気づくことを大切にしています。

「企業が学生を選ぶ」のではなく、「企業が学生からどう見えているかを知る」。
地方企業にとって採用ノウハウより前に必要なのは、自社を見直す機会ではないか--そんな問いから生まれた企画です。

登壇者




新良貴 稜(しらき りょう)
近畿大学2年|「教員以外の職業でも“教育”に携わり続けたい」
金盛 舜也(かなもり しゅんや)
九州大学理学部数学科3年(休学中)・S-colle代表|「“自分のため”に就活しませんか」
小宮 彩蒼(こみや あやね)
福岡大学商学部4年|「色んな場所でたくさんの人と関われる仕事がしたい」
工藤 大晴(くどう たいせい)
福岡医健スポーツ専門学校3年|「福岡から参戦。『生きる伝説がやってくる』」
角田 朋華(つのだ ともか)
東京都市大学 都市生活学部4年|「挑戦を重ねながら、自分にしかない価値を磨き続けたい」
村上 風華(むらかみ ふうか)
福山大学3年|「成長し続ける人でありたい」

登壇する6名は、福山での就職を希望する人たちばかりではありません。
福山出身で県外の大学に通う学生(Uターンを考える立場)、他県から縁もゆかりもない福山に1年限定でインターンの為に移り住んだ学生、東京で就活を終えた大学生、そして福山に縁もゆかりもなく県外から参加する学生が2名など、背景はさまざまです。「まだ決めていない」「いろんな選択肢を見ながら考えている」Z世代の学生だからこそ語れる本音に、多様な角度から触れられる場を目指します。

登壇者の詳細はこちらのnoteへ

当日、登壇者が語るテーマ(例)

当日は、学生それぞれの体験をもとに、たとえば次のようなテーマが語られます。
- 就活で、どんなふうに・どこを見て企業を選んだのか。
- 逆に、選ばなかった企業とは
- これから就活をする学生は、何を見て選びたいのか。
- 最も重視するのは何で、企業のどんなところを知りたいのか
- 福岡から縁もゆかりもない福山に1年限定で移り住み、地元企業でインターンをする学生から見た「地方の企業」とは
- 福岡で就活イベントを企画する学生が、大切にしていることとは
- 地元の大学を卒業しても、地元で働くイメージがわかないのはなぜか
- たくさんの選択肢を持つ学生の中から、地方の中小企業が「選ばれる理由」とは何か


これらは、学生が「正解」を教えてくれる場ではありません。学生の声を聞き、対話することを通じて、企業が改めて採用のあり方を見直し、「若者から選ばれる企業」になるための一歩とする場です。







シリーズについて:単発で終わらせない、年間6回の継続プログラム




「ホンネのカイギ Vol.1」は、S-colleが福山市で展開する年間全6回の連続シリーズの一環です。本シリーズは、働く人のリアルを聞く「しごトーク」、企業が学生のホンネに学ぶ「ホンネのカイギ」、そして企業と学生が本格的に選び合う「ピッチマッチ」(2026年11月21日)で構成し、年間を通して継続的に開催します。

単発のイベントでは、この地域に本質的に何が必要なのかは見えてきません。大手の就活手法をそのまま真似たり、他地域の成功事例を移植したりするのではなく--福山市には、福山市独自の文化があり、企業があります。その魅力をどのように若者へ発信し、どうつながっていくのがよいのか。すべては手探りですが、2026年度は仮説検証を繰り返しながら、来年度を見据えた福山独自の採用のカタチの手がかりを見つけていきたいと考えています。

そして、これは福山市だけの課題ではなく、全国の地方自治体に共通する課題でもあります。「企業が選ぶ」から「企業が選ばれる」へ--採用の“矢印”の向きを変えることで、その地域ならではの採用のカタチをつくる。本シリーズは、福山市にとどまらず他の地域にも展開できる仕組みとして、その第一歩となることを目指します。



団体概要



一般社団法人ミライゴト
所在地:広島県福山市東町3-10-15
代表理事:角田 千鶴
事業内容:若者育成事業、地域人材育成、企業と若者をつなぐ場づくり 等
Web:https://miraigoto.net/miraigoto/
企画運営:大学生共創コミュニティ S-colle
共同運営:株式会社山陽管理(有料職業紹介事業許可番号:34-ユ-300665)



報道関係者・参加に関するお問い合わせ

一般社団法人ミライゴト(担当:角田)
参加申し込みフォーム:https://forms.gle/X4Q7sgky6UuRQhfH9
取材依頼・お問合せフォーム:https://forms.gle/FGMRAWm6J9fzRLXD8
Web:https://miraigoto.net/pitchmatch
ホンネのカイギnoteはこちら


【補足・取材のご案内】
当日は、登壇する学生への取材、参加企業へのインタビュー、会場の撮影が可能です(事前にご一報ください)。「地方の採用課題」「若者の就職観」「学生主体の地域活動」などの切り口での取材を歓迎しています。

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